トレーニングの基本 RM法

2020年11月09日 10:50

トレーニングプログラムでよく10回3セットなど聴いたり、見たりするトレーニング回数とセット数になると思います。
10回3セットは「基本法」といってビギナーの方に使用しやすいプログラムにもなります。

そしてこの基本法を効果的にする方法のひとつが「RM法」をプラスするという方法です。

今、パワーリフティング業界ではRPE法が主流となっているのですが、RPE法をうまく利用する為にもRM法をしっかりと支えるようになることが大事になります。

RMとは『repetition maximum』の略で、日本語に訳すと『最大反復回数』となります。
要するに限界まで回数を繰り返すことになり、1セットの中で自分がこれ以上繰り返すことができないという状態まで回数を繰り返すことになります。

ビギナーの方は自分の限界がわからないという方が多いのでどこで限界なのかというのを感じ取ることを覚えると目的のためにもお勧めとなります。

この限界がどれくらいなのかという感覚を身につけることでRPE法がしっかり活用できるようにもなります。

10回3セットの後に4セット目に3セット目と同じ重量でRM法を使用して実施してみましょう。初心者の方は意外とここで10回以上できてしまうのです。
要するにトレーニングの効果を出すための強度や量が足りない状態の可能性があるのです。

4セット目に12回以上実施できた場合は次回の設定重量を少し重く設定してみましょう。ほんの2.5kgで構いません。少し重くして10回3セットを実施するのです。

こうすることで限界という感覚と、トレーニング効果を引き出すための強度や量といった適切な刺激を効率よく得ることができるようになります。

是非試してみてください‼︎

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